むし歯・歯周病(予防)

むし歯

当院の治療方針

事前に患者さまのお話をじっくりとお伺いしてから治療を開始いたします。

「抜いてほしくない」

「神経は残して」

「入れ歯・銀歯はいや」

「白い詰め物にしてほしい」

など、どのようなことでもお話しください。

可能な限りご要望に沿った治療を行っております。

「メタルフリー診療」をモットーにしてします。

「セラミック」や「樹脂(レジン)」などを用い金属アレルギーの心配のある方も安心して治療を受けていただけます。
保険外も含まめす。

むし歯の原因

むし歯の原因

むし歯とは、口の中にある細菌(むし歯菌/ミュータンス菌)によって歯が溶かされていく状態を指します。
細菌は、飲食物の中の糖分を摂取・分解し、酸を出すので、その酸によって歯のカルシウムなどが溶け、進行すると歯に穴があいた状態になるものです。
原因としては、主に以下の3つがあると考えられています。

歯の磨き残しによるむし歯

ブラッシングが不十分なため、歯と歯のすき間に磨き残しがあり、そこからむし歯になるもの。

スポーツドリンクなどの甘い飲み物によるむし歯(ボトルカリエス)

ペットボトルや哺乳瓶で頻繁に甘い飲み物を飲むため、前歯の周りが溶かされ、輪状にむし歯ができるもの。

生まれつき歯の溝が深いことによるむし歯

生まれつき歯の溝が深い場合は掃除がしにくいため、そこからむし歯になるものと、エナメル質形成不全により、エナメル質費用面がザラザラになって歯垢が付着しやすくなる歯の状況。

当院のむし歯治療

CR(コンポジットレジン)

CR(コンポジットレジン)

当院では、むし歯の大きさに合わせて、元の歯の色に合った色のCR(コンポジットレジン)を詰める治療をメインに行っております。 処置終了後はクリーニングを行います(時間のない方も、別の日にクリーニングいたします)。

「CR(コンポジットレジン)」とは

セラミック粒子と合成樹脂を8:2の割合で合わせた白いプラスチック素材のことです。。
保険が適用できる治療ですが、審美性の高いことが特徴です。

CAD/CAM冠

奥歯のむし歯や、コンポジットレジンを詰めることができないぐらい進行しているむし歯に対しては、「CAD/CAM冠」と呼ばれる白い被せ物を使用します。

上顎・下顎それぞれの「第一小臼歯」と「第二小臼歯」という歯については、保険が適用となります。
ただし、適応歯があります。

「CAD/CAM冠」とは

CAD/CAM冠とは、ポーセレン粉とレジンを混ぜた素材でつくられた被せ物のことです。
歯型をスキャナで読み込んでパソコン上で設計し、原料となる樹脂やセラミックのブロックを削り出して作製します。
自由診療になりますが、ジルコニア(人工ダイヤモンド)という強度の優れた物を使用した詰め物・被せ物もあります。こちらもCAD/CAM冠と同様にデジタルスキャナを用いて読み取り、ジルコニアブロックを削って作製します。

痛みを取るためのレーザー治療

むし歯や歯周病の治療では、患者さまの痛みをできる限りその日のうちにとることを目指し、必要に応じてレーザーを取り入れています(無料)。

レーザーには消毒効果があり、痛みも出ないため、どの年齢層の方に対しても安全に使用することができます。

気になる方はぜひお試しください。

歯周病

歯周病とは

歯周病とは

歯周病は、歯の表面や歯と歯茎の境目、また歯と歯の間などに付着している(歯垢)に潜む「歯周病菌」という細菌の感染によって引き起こされます。歯肉や歯を支えている歯骨などが溶けていくという炎症性の疾患で、「日本人が歯を失う最大の原因」といわれています。 進行すると治療が困難になり、歯を失ってしまうことにも繋がる怖い病気です。また、歯周病菌は糖尿病の悪化など全身に悪影響を及ぼすこともわかっています。

当院の治療方針

歯根の周囲に歯石や歯垢には、歯周病菌がたくさん棲みついていますが、歯並びや磨き方によってブラッシングが届かないところがあると、菌が増殖してどんどん歯周病が進んでいきます。

そのため、歯石や歯垢の除去が一番重要であると考えています。

歯茎の経年劣化

歯茎(歯ぐき)は、20年で1.2mm下がるといわれています。20歳できれいな歯茎をしていても、40歳で1.2mm、さらに20年経って60歳になると、2.5mmも下がることになります。
すると、健康な人でも歯根面が露出するようになり、そこに歯周病菌が付着しやすくなります。そのため、お口の中の定期的なお掃除が必要となるわけです。
この年齢になると、「歯が伸びた」「歯が黒くなった」「隙間ができた」などのお悩みが出てきます。
それまでツルツルピカピカに磨いてきた方、健康の方にも起こりうる現象なのです。

当院の歯周病治療

まず、「歯周ポケット」(歯と歯茎の間にある隙間)の深さを測る検査を行い、この歯周ポケットの深さが4mm以上になると、歯周病と診断されます。

3mmまでは正常といわれていますが、たとえポケットが浅くとも、その中には歯周病菌が巣をつくっています。その巣の中はドロドロ・べたべたした「バイオフィルム(菌膜)」があり、普通の歯磨きでは取れない状態になっています。

 

そこで当院では、まず歯周ポケットに水を吹き付けながら、超音波の「スケーラー」と呼ばれる専用器具で歯の表面に付着したバイオフィルムなど歯周病菌の巣をかき出し、歯ブラシでは清掃できないところまでしっかりお掃除していきます。

そうしてきれいになったら、歯の表面をつるつるピカピカに磨き上げる工程に入ります。

予防治療

予防の大切さ~むし歯・歯周病治療の後も~

予防の大切さ~むし歯・歯周病治療の後も~

特に症状がない方のお口の中にも、むし歯菌や歯周病菌は存在しています。歯医者さんに定期的に通い、お掃除しておくことが大切です。
「予防」とは、むし歯や歯周病の発症・進行を防ぐために、お口の中を常にツルツルピカピカの状態に保つことです。
特に症状がない方、むし歯や歯周病の治療が終わった方も、定期的に歯医者に通って予防を続けましょう。

当院の予防治療

当院の予防治療

当院では、数か月に1度の定期健診で「歯の大掃除」を行っております。
日頃からケアをしておけば、将来的に歯を長く維持することができます。ですから、特にこれといった症状がなくとも、歯や歯茎の状態のチェック・歯面のクリーニング・ブラッシング指導などを受けることを推奨しています。

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