当院では、嫌がったり怖がったりしているお子さまに、治療を強制することはいたしません。 少しずつ慣れてもらうので、たとえお子さまが泣いてしまっても心配はいりません。 初日はユニットにも座らせず、診療室の雰囲気を知ってもらうだけで終わることもあります。 それ以降もそのようなことを繰り返すうちにお子さまが慣れてくるので、診療室に自分から入って来られるようになったら、治療器具で遊んでもらいます。 ユニットに座れるようになったら、まずは口をゆすいでもらい、少しずつ治療器具を口のそばに持っていくようにします。 このように、段階を踏んで治療ができる体制に移るようにしています。 どうぞ近所の知り合いの家に遊びに行く感覚で、お気軽にお子さまをお連れください。
小児歯科に通う時期は、ちょうど乳歯から永久歯になるまでの移行期にあたります。
そのため、当院では必要最小限の治療、または乳歯が自然と抜け落ちるのを誘発するような治療を行い、順調に永久歯へ生え変わるためのお手伝いをいたします。
「転倒して歯が折れた・欠けた」「唇が切れた」といった場合は、迅速な処置を行います。
矯正については、乳歯には原則矯正治療は行われません。
永久歯が生えそろってくる小学校4~5年生頃に歯並びに影響がでるようであれば、矯正治療をおすすめし、矯正の専門医にご紹介いたします。
乳歯や生え変わったばかりの永久歯はやわらかく、むし歯になりやすい状況です。 当院では、お子さまに対しても、幼いころからむし歯予防のために定期的に通っていただくことをおすすめしております。 定期健診では、まず保護者の方が見ているところで、歯科衛生士がお子さまにブラッシング(歯磨き)指導を行います。併せて、保護者の方にもブラッシングやお口のケアの指導をさせていただいております。 その後、お子さまの歯にフッ素塗布を行います。
当院では、お子さまを連れてご来院される保護者の方に、以下のお願いをしております。
①来院前に歯磨きを済ませてください。
②待合室でものを食べさせないでください。
③普段から歯磨きをしてください。
また当院では、歯科医師がお口の中を診させていただいた上で、必要と判断した治療・ケアを行っております。